ありすの厨房8話あらすじネタバレ考察

相談した。そして倖生の様子が普段と違う事を話した。話を聞いた蒔子は「男の人はやせ我慢しがちだ」と話した。そして蒔子の夫の誠士が落ち込んでいた時の話をした。「25年前、誠士はありすの実の母の未知子を火事から救出したが、未知子は亡くなってしまった。誠士は未知子を助けられず、ずっと自分を責めていた。蒔子は誠士を無理やりコンサートなどに連れ出して気分転換をはかった。誠士はリラックスしてくれたようだった。」と蒔子は話した。
蒔子の話を聞いたありすは倖生をリラックスさせようと水族館へ連れ出した。2人でイルカショーを観たりヒトデを触ったりした。倖生は相変わらず元気に振舞っていた。その事がどうしても気になったありすは倖生に打ち明けた。「今日はずっと嘘の笑顔だった。嘘の笑顔は嫌いです。無理をするのは不健全です。無理して元気に振舞っても私はうれしくありません。倖生の気持ちが少しでもリラックス出来たらと思って水族館に来たのに、倖生は楽しいと嘘をついて無理をしている。」とありすは話した。それに対し倖生は「ありすに気を遣わせたくないから元気になろうとしている。俺の気持ちなんてありすに分からないだろ。」と答える。2人はすれ違い、初めて喧嘩になった。
そんな中、五條製薬の研究開発担当取締役である五條蒔子は医者から臨床試験のデータ改ざんを提案される。五條製薬は10年前にもデータ改ざんのため医者に裏金を渡していた。
一方、和紗の夫で三ツ沢工務店の大工である三ツ沢金之助は小学校のうさぎの飼育小屋の建設に取り掛かっていた。息子の虎之助がその小学校に通っているため、金之助は息子のためだと張り切っていた。
しかし金之助の腕の骨にヒビが入っていることがわかり飼育小屋の建設を止められてしまう。金之助は無理をしてでも飼育小屋を完成させようとしていた。倖生は息子のためにやせ我慢をする金之助を責めた。
そんな中、倖生の元同級生で倖生に好意を寄せる松浦百花がありす店にやってきた。ありすと百花は倖生との関係について話した。ありすは「私は空気を読むことがどういう事かも分からないし、気も遣えない。私は倖生さんにふさわしくないかもしれない。」と話した。それに対し百花は「ありすは私の持っていないものをたくさん持っている。できないことは他の人に任せればいい」と答えた。そんな百花の言葉を聞いてありすはあることを思いついた。後日ありすは三ツ沢工務店社長の定一郎、金之助、心護、倖生におでんを振舞った。そしておでんと同じように色々な人の力を借りる事を提案する。ありすの振舞ったおでんをきっかけに中断していた飼育小屋建設をみんなで協力して再開させることになった。
そして飼育小屋は完成した。息子の虎之助は金之助に今まで無理をさせてしまっていた事を謝った。それに対し金之助は虎之助に期待を掛けられて嬉しかったと答えた。ありすと倖生は金之助と虎之助の関係を晃生と倖生の関係と重ね合わせた。そしてありすは「倖生さんは1人じゃない。倖生さんは自分達の家族のような存在だ」と話した。
その後2人の元を百花が訪れた。そして誠士と心護が「横領の事も家事の事も隠し通すことができない。未知子が殺されたことも。」と話しているのを偶然目撃してしまったことを話す。
倖生は横領と家事、ふたつの事件はつながっていたのではないかと不安になった。

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